写真の解る人が、あるいは光を見れる人が、そして何よりもモノクロプリントとは何かを解っている人間がプリントしたらまた違ったものになっていたかも知れませんね。どんなにオペーレーションに長けていても、あるいは逆にどんなにイメージゆたかでも、そのバランスが悪いと人を感動させる写真は成立しにくいです。そこが、ものつくりの、写真の、おもしろいところであり難しいところでもあるなと思いました。新しい技術が登場したときのならいとして、今は何を表現するかというよりは技術、ハウツー、オペレーション先行で動いていますのでインクジェットモノクロプリントを真の表現手段とする作家が登場するのはまだほんの少し先かも知れません。それも時間の問題でしょうがーーー。久保元幸